下記のようなご要望に対して、最適なソリューションをご提案することで、
お客様の製品品質の向上を実現いたします。
1.操作フィーリングを調整したい
2.樹脂、ゴム部品での異音発生を防止したい
3.グリース塗布によるベタツキや外観部への油にじみを防止したい
4.グリース塗布によるケミカルクラックや膨潤を防止したい
弊社のHI-LUBEの使用により、主に回転、及びスライド機構部に対して、滑らかさや重厚感のあるフィーリングを付与することが可能です。低温でもトルク変化の小さいグリースや、高級感あるフィーリングのグリース等、お客様のご要望に応じた開発・提案を行い、こだわりのある手感を追求することで、製品の品質向上を実現いたします。 弊社は、大手カメラメーカーのフォーカス機構、大手電装部品メーカーのスイッチ部に多数の実績があり、ご用途に応じて実績品のご紹介も可能です。
樹脂、金属、ゴム部品の摺動により異音が発生する際、グリースを塗布して対策しますが、部材表面に油にじみや部材へのケミカルクラックが発生してしまう場合があります。しかし、弊社のDRYSURFは、油にじみや転写、樹脂やゴム部品への影響を抑えたまま異音の解消ができるため、グリースからの置換えにより、製品の品質向上を実現いたします。また、打音防止用にダンパー効果のある特殊なグリースや、きしみ対策で常用される不織布から置換え可能な製品もご紹介できます。
環境応力破壊(ESC)又はケミカルクラックは樹脂成型品の応力がかかる箇所に他物質(例:溶剤、洗浄剤、防錆油、グリース)が付着、接触した場合に樹脂の強度が低下し破壊される現象です。
本現象は応力により樹脂分子同士の間隔が広がり、その隙間に他物質が浸透する(置換わる)ことで分子同士の繋がりが弱まり最終的に破壊されるといわれています。
フッ素グリースは樹脂に対して非常に浸透しづらい性質をもつためESCを心配することなく長期で使用することができます。
弊社製品の使用により、下記の様な品質の向上に貢献いたします。
スカスカとした手感の箇所に対し、HI-LUBEの塗布により高級感のあるフィーリングを付与できた。
また、通常のグリースだと低温で固くなっていたが、
HI-LUBEへの置き換えにより、低温でも滑らかなフィーリングを付与できた。
グリースのトルク値例 ※フィーリングはグリースのトルク値が影響します。
部材同士の摩擦が大きく異音が発生していたが、DRYSURF、HI-LUBEの塗布により摩擦抵抗を低減でき、異音が解消した。
グリースの外観部への油にじみや転写が目立っていたが、DRYSURFへの置換えにより、にじみを解消できた。
グリースの塗布により、樹脂割れやゴムの膨潤が発生していたが、DRYSURF、HI-LUBEへの置換えにより、解消できた。(PP、ABS、PC、POM、ゴム等多数実績有り)