モバイル機器や精密機器、タッチパネル等の電子機器の回路基板は防湿対策が求められます。
01
薄膜で高性能
同じ膜厚で比較した場合、アクリル系やウレタン系などの樹脂に比べて数倍以上の防湿性があります。フッ素コーティング剤はこれらの樹脂よりも薄い皮膜で十分な効果を発揮し、塗布後の重量を軽くすることができます。
02
不燃性
フッ素コーティング剤は引火性がないので安全性が高く管理が容易で、防爆設備や危険物倉庫の設置は不要となり設備投資に余分なコストが発生しません。低粘度なので塗布も容易です。
03
耐薬品性
化学安定性に優れており、腐食性をもつガスや液に対しても影響が軽微です。
(汗、塩水、硫化水素などにも有効です。)
タッチセンサーは放熱性が重要となります。フッ素コーティングであれば防湿性はもちろん、薄膜で放熱性能が高いため、タッチセンサーのコーティングに非常に適しています。
モバイル機器は軽量化が非常に重要であるため、薄膜でコーティングが可能なフッ素樹脂はモバイル機器のコーティングに適しています。
ウェアラブル機器の防汗対策(汗の侵入防止)にも最適です。
耐薬品性が優れるため、リチウムイオン電池等の電解液にも強く、発火対策として導入することが可能です。
常温で速乾性のコーティング剤であり、作業工程の短縮、作業性の向上に寄与します。安全性も高く、非危険物のため防爆設備のない場所でも、扱いやすい製品です。 薄膜で防湿性に優れ、実装基板上の金属や金属電極のマイグレーション防止、金属防錆に効果的です。