電機メーカー製造ライン向け製品における充填事例

UVに反応する特殊接着剤を充填したシリンジサンプルを製造ラインで実証した上で量産化したい。
専用装置に取り付け作動した際、規定量が安定して滴下できるか？
ロスを最小限に抑える充填量目は何グラムか？
後の生産効率に影響する重要な試験結果を要求される事例でした。

お客様のニーズ

大手製造メーカー納入用のUV対応特殊剤を専用シリンジに充填し、検査工程を含めた製造委託をしたい。

お客様の課題

特殊シリンジメーカーからの紹介により、条件をクリアする企業として選定した。

弊社の対応

ご来社の際、テスト充填の立ち会いをいただき、細部の検査工程までを決定。仕様書の作成やサンプル検査の合格後、定期受託をいただいた。

試験結果を経て量産化決定後は、如何に安全に輸送するかに課題は移ります。
専用梱包仕様や仕切り材質を始め、製造一本毎にトレーサビリティを確保する製品ナンバー付与方法や、GHSラベルのデザイン、将来的な4G梱包仕様等、個々の課題をクリアした上で現在の量産体制に繋がっています。

昨今ではシリンジメーカーから紹介いただく相談事例も含め、この分野は益々増加傾向にあります。
充填する原材料の特性や使用方法により、シリンジニードル側からの充填か、プランジャー側かで作業効率は大きく異なります。
シリンジ容器の選定からご相談ください。