保管の際は、容器を密栓し直射日光の当たらない、涼しくて風通しの良い所を選んでください。
貯蔵期間が長いほど、液中に分散した固形成分が分離・沈殿しやすくなります。
また、固形分の凝集等も起こり得るので、常に古いストックから順次使用してください。
水分が混入した場合、缶内側の金属面が腐食する場合があります。 また、品番によっては液が変質する場合があります。
塵埃、金属粉等が混入した場合、液と一緒に素材にコーティングされ、潤滑面に損傷を与える原因となります。他の溶液と混合しないでください。
有効成分を液中に完全分散させるために、充分攪拌してください。別の容器に移し替えて使う場合も、事前にドライサーフ缶をよく振った後に移し替えてください。
作業中も適度な間隔で、攪拌してください。
(補足)セミウエットタイプ(例:A-2277等)及び完全ドライタイプ(例:A-2284等)共に、有効成分の1つである「オイル(セミウエット)又はバインダー(完全ドライ)成分」は溶剤に溶解しております。しかし、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は分散しているだけなので、経時にて沈降致します。故に、均質化していない状態で塗布致しますと、「上部≒オイル/バインダーリッチ皮膜」又は「下部≒PTFEリッチ皮膜」になってしまいます。
(↑本来の性能が出ないうえ、場合により二次的トラブルを起こす場合があります。)
また、長期静置しておきますと、「PTFEの沈降⇒凝集」が発生する事があります。この様な場合には、ご使用の前に「缶を逆さにした状態」でカクテル用シェイカーを振る要領で、少なくとも10秒程(長い程良好)強振していただきたく御願い申し上げます。
慣れないうちは、均質の確認の為に透明なガラス容器へ空け替えて、凝集の状態確認及び缶底を覗いて固着物の有無確認をする事が有益かと存じます。
(強振することで、製造直後の状態へ戻ります。)
液の蒸発による経済的損失や濃度管理の点から、蒸発を抑えることが必要です。例えば、処理槽は必要最小限の開口部とし、液面から開口部までの距離を充分とるなどが有効です。
(補足)溶剤成分は経時にて蒸発してしまい、高濃度化していきます。経済的損失及び稀に二次的トラブルになる場合も想定されますので、三角フラスコ又は簡易ディスペンサーなど、蒸発損失が起こり難い容器を選定したうえで、容器の周りに衝立を設ける等、大気の循環を減らし、液面上に滞留している「溶剤の蒸気」を逃がさない工夫をお願い致します。
溶剤の蒸気は空気より重い為、同蒸気が飽和蒸気圧に到達致しますと蒸発が起こらなくなります。
※容器別の【蒸発性試験】をご参照下さい。
本来の処理被膜を形成するためにも、液の継続使用(異物の混入防止)を可能とするためにも必要です。
※ スターラー(MGP-101)やハケ塗り容器(FD-5015)のご使用をおすすめします。
詳しくは、お問い合わせ下さい。
原則として、製造後1年間または1年6ヶ月間が保証期間(未開封の場合)となります。
注意:ドライサーフの一部には例外もございます。詳しくは弊社にお問い合わせください。